お仕事を辞めた日記

50くらいで早期退職して、ぶらぶらすることにしました。

国道元標を朝早くに見に行ったら、この人は何をしている人、という人が結構いて、そちらがわに行ったのかなぁ、と思った話。

ついに出発した。

まず、ここから出発しよう、国道お散歩旅にも、早期退職しての新しい人生にも、ふさわしいような気がする、国道元標を見学に。

 

日本橋には何回も来ていて、ここが国道の始まり地、ともちろん知っていたけれど、元標なるものを意識したのは、恥ずかしながら初めてだった。

よく見ると、道の真ん中をマンホールのようなものがあることに気づく。

よくよく考えれば、橋の真ん中なんだからマンホールがあるわけないじゃん。

よくよくよく周りを見ると、いつも橋の構造物の華麗さに惑わされていて、ろくに周りも見ていなかったので、元標の説明書きがあることもしらなかった。

 

でも、この「よく」ができるのが、早期退職者なんだよねぇ。

朝っぱらから変な人の周りを怪訝そうにして、お勤めに出ていく人達がいる。

三越かな?それとも日銀?

うーん、なんにしても、あたしの知らない世界に生きている人たちなんだろうなぁ。

でも、さらによく見てみると、あたしと同じように橋の周りをフラフラ歩き、写真を取ったり、愛でてたりと、どう考えてもお仕事でなく、いやそういう仕事があるかも知れないけれど、ラフといえば、まあまあ、けしてこれから通勤です、ビシッと決まっているでしょう?という服装ではない人が、チラホラいるのにも気がつく。

前だけを見て歩いて通っていたころは、すごく汚いわけでもない、地元民ではないけれど、路上で暮らしているわけでもない人たちがいることに気が付かなかった。

そういえば、昼にスーパーマーケットに行くと、明らかに主婦やご高齢の方、に混じって若くて朝帰りしました、というわけでもなく、学生さんが授業サボってます、でもなく、なんでこの人は今ここでブラブラしているんだろう?という人がいた。

ここ数日の平日午前中スーパー詣で感じたことだ。

あたしも、そっちがわになれたのかな。

そして、国道元標の周りの人たちは、どこへ向かうんでしょう?

 

さて、そんな元標をしみじみ見学して、出発です。

1号線をひた走ります。

のはずが、いきなり、日比谷で間違える。

1号線はお堀に沿って右折しなきゃなのに、つい広い道なりに真っすぐ進んでしまいました。

まったく気が付かず、あれ?と思ったのが新橋を過ぎた辺り。

仕方ない、最初がこれでは気持ちが悪いので、15号を戻って銀座まで。

晴海通りよりもうちょっと内側、国際フォーラムのところを通る道に回って、もう一度1号線に出ました。

次は、慎重に確かめながら、お堀を右に曲がり、他の通りに迷わされないように、1号線を見つけ、お堀から離れます。

ふー、これで安心、って思っていたのに都心部は1号線よりも太い「○○通り」がたくさんあって、そっちがメイン街道のような作りになっているので、気が抜けません。

やっと、あ、これで真っすぐ行けばいいんだ、と思ったのは、五反田を過ぎ、中原街道と別れた辺り。

いやー、国道、しかも1号なのにぜんぜんメイン感がない。

地方の強さ、なのかしら?(笑)。

 

都内は、まあまあ混んでいる。

でも、がっつり動かない、ということはない。

しかし、多摩川を渡って神奈川県に入ってからは、がっつり動かないシーンの連発。

やっぱり、都内ってすごいんだなぁ。

 

あ、こんな時間。

まだまだ走って、一日目にして、ゆっくり走ること、バイパスは使わないこと、が神奈川、静岡の国道状況がそうさせてくれませんでした。

あんなに混んでいたのに、バイパス使いまくり、総走行時間約9時間、現役のころの仕事の時間と同じぐらい、必死に走って、今、浜名湖の先の道の駅で仮眠を取ります。

でも、1号線はたぶん飛び飛びで全部走ったことのある道だと思う。

なので、こんかいは一気に走ること、これがメインテーマ。

走り抜くことをして、これからも、走り続けるぞ、と心新たに思うたびにしたいからね。

 

 

<今日の覚書>

やること

 ・1号線をピューッと走る  バイパス(無料)使いまくり。だって、バイパスの下に降りたら1号線が県道に変わっていたりするので、もう青看どおり走ります。

 ・車内整理  吟味してきたつもりだけど、せまい車内で使うためには、もうちょっと整理が必要。まずは、広げてブランケット代わりにと思っていた封筒型シュラフをやっぱり袋にいれることにします。

 

使ったお金

 ・120円  お茶。道の駅のご飯屋さんやお惣菜屋さんは、終わっていたので、炊飯器でご飯炊いて、フリーズドライのお味噌汁を飲んだだけ。この辺の話は、また今度。

 

体重

 いままだ測れていません。そういえば、どうやって測ろう?着ないわけには行かないし^^;。